LA PENSÉE(ラ パンセ)さんに訪問してきました
山梨県南アルプス市でワインを造っている高橋厚芝さんに初めてお会いしたのは今年の2月でした。
わざわざ当店まで訪ねてこられ、ワイン造りについてお話しいただきました。
南アルプス市との縁は地域おこし協力隊として「ドメーヌ ヒデ」さんに従事したのが始まりです。
その前はショットバーのオーナー、ホテルのソムリエとしてワイン関係の仕事をしておられました。
「ドメーヌ ヒデ」さんで3年間しっかりとブドウ栽培と醸造の勉強をして、2024年に地域おこし協力隊の卒業と同時にワイン特区(製造量の下限緩和制度)を活用して同市にワイナリーを開業しました。

山梨県のワイン産地といえば勝沼が有名ですが、私は南アルプス市で造るワインはこれまでご縁が無く、どのような場所なのかとても気になってこの4月に訪問してまいりました。
東京から車で2時間強、いつも訪れる勝沼は中央高速を降りると右手側にありますが、今日は反対側へ車を走らせます。ちょうど甲府盆地の南西部分にあたります。標高は200~300mですが、西日が隠れるので昼夜の寒暖差が大きくなるとのことです。
自社畑は8か所あり、7か所は棚仕立てで垣根仕立ては1か所のみ。すべて一人でやっているので棚仕立ては作業効率の良さが最大のメリット。
栽培はイオウ合剤とボルドー液のみ使用で除草剤・殺虫剤は不使用の有機栽培を実践しています。ブドウは甲州とマスカットベーリーAが中心ですが、ヨーロッパ系品種を植えたので今後はそちらもワインになってくる予定です。

樹齢約40年のマスカットベーリーA。樹齢の高いブドウは味わいに深みが出るばかりではなく、病気にも強い。
醸造は、古い3階建ての建物を利用しコンパクトに機材を設置して行っています。搾汁はまず足踏みで行いある程度果汁が出てから水圧式の搾汁機で搾ります。発酵は樹脂製タンクと小型のステンレスタンクを採用しキュヴェにより使い分け。瓶詰機は無くグラヴィティフローで手作業で行っています。すべてがミニマムな仕様でとても工夫されています。
そしてすべて野生酵母で発酵しSO2無添加です。
現在の生産量1,600本ですがトライアルを含めて約20キュベを細かく生産されています。
甲州とシャインマスカットのオレンジ、甲州とマスカットベーリーAのロゼ、マスカットベーリーAの赤を試飲させていただきました。
ブドウの特徴や状態に合わせて、早摘み、遅摘み、陰干し、マセラシオンカルボニックなど工夫して造りに取り組んでいるお話を伺いました。

高橋さんのワイン造りへの情熱と好奇心に加え努力する姿勢がひしひしと伝わってまいりました。
今後がとても楽しみなワインと出会えました。
是非飲んでいただきたい生産者さんです。
ありがとうございました。
銀座カーヴ・フジキ
藤木徹
山梨県南アルプス市でワインを造っている高橋厚芝さんに初めてお会いしたのは今年の2月でした。
わざわざ当店まで訪ねてこられ、ワイン造りについてお話しいただきました。
南アルプス市との縁は地域おこし協力隊として「ドメーヌ ヒデ」さんに従事したのが始まりです。
その前はショットバーのオーナー、ホテルのソムリエとしてワイン関係の仕事をしておられました。
「ドメーヌ ヒデ」さんで3年間しっかりとブドウ栽培と醸造の勉強をして、2024年に地域おこし協力隊の卒業と同時にワイン特区(製造量の下限緩和制度)を活用して同市にワイナリーを開業しました。

山梨県のワイン産地といえば勝沼が有名ですが、私は南アルプス市で造るワインはこれまでご縁が無く、どのような場所なのかとても気になってこの4月に訪問してまいりました。
東京から車で2時間強、いつも訪れる勝沼は中央高速を降りると右手側にありますが、今日は反対側へ車を走らせます。ちょうど甲府盆地の南西部分にあたります。標高は200~300mですが、西日が隠れるので昼夜の寒暖差が大きくなるとのことです。
自社畑は8か所あり、7か所は棚仕立てで垣根仕立ては1か所のみ。すべて一人でやっているので棚仕立ては作業効率の良さが最大のメリット。
栽培はイオウ合剤とボルドー液のみ使用で除草剤・殺虫剤は不使用の有機栽培を実践しています。ブドウは甲州とマスカットベーリーAが中心ですが、ヨーロッパ系品種を植えたので今後はそちらもワインになってくる予定です。

樹齢約40年のマスカットベーリーA。樹齢の高いブドウは味わいに深みが出るばかりではなく、病気にも強い。
醸造は、古い3階建ての建物を利用しコンパクトに機材を設置して行っています。搾汁はまず足踏みで行いある程度果汁が出てから水圧式の搾汁機で搾ります。発酵は樹脂製タンクと小型のステンレスタンクを採用しキュヴェにより使い分け。瓶詰機は無くグラヴィティフローで手作業で行っています。すべてがミニマムな仕様でとても工夫されています。
そしてすべて野生酵母で発酵しSO2無添加です。
現在の生産量1,600本ですがトライアルを含めて約20キュベを細かく生産されています。
甲州とシャインマスカットのオレンジ、甲州とマスカットベーリーAのロゼ、マスカットベーリーAの赤を試飲させていただきました。
ブドウの特徴や状態に合わせて、早摘み、遅摘み、陰干し、マセラシオンカルボニックなど工夫して造りに取り組んでいるお話を伺いました。

高橋さんのワイン造りへの情熱と好奇心に加え努力する姿勢がひしひしと伝わってまいりました。
今後がとても楽しみなワインと出会えました。
是非飲んでいただきたい生産者さんです。
ありがとうございました。
銀座カーヴ・フジキ
藤木徹
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