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2014年から毎年末に開催、フジキスタッフ達が1年を振り返りながら
”本当に美味しかった、心に残ったワイン”
について語るこの企画。


2023年は3種類のテーマでお届けいたします!
フジキスタッフならではのコメントをお楽しみください☆

本音で選ぶからこそ、ほとんどが完売商品となってしまいますが、
ご了承の上、ゆるーく広い心でお読みください。

>>今年の「推し」部門 >>ベストワイン部門
>>2023年振り返り
 


今年の「推し」部門

各生産者の個性や思いが詰まったワインエチケットや、価格に拘らずコストパフォーマンスの良いワインなど、さまざまな角度から見ての「推し」ワインをご紹介いたします!
フジキスタッフの個性も垣間見えるかも?(笑)

【好き】 アルザスワイン、ロゼ泡、フルーティなワイン
【苦手】タンニン強めのワイン












[泡]プチジャン・ピエンヌ/Petitjean Pienne 
ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット NV
 

シャンパーニュながら税込6380円とコスパも◎
値上げラッシュに負けず、この価格を維持していただけるのはありがたいですね。
シャンパーニュの中では低価格ですが、しっかりした泡立ちに果実とミネラル感のバランスが絶妙で翌日以降も果実味が柔らかくなり、ついついグラスが進んであっという間に完飲。

頑張った日などちょっとしたご褒美ワインとしても活躍してくれること間違いなしの推しワインです!


【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】
還元熟成香、過度な味わい











[ロゼ・泡]ワイン畑浦本/ taiyo 2021
 
私の推しは、北海道の浦本忠幸氏によるロゼ微発泡ワインです。
”さっぽろ藤野ワイナリー”で醸造し、同ワイナリーの契約農家の北海道産ブドウ100%使用。
アルコール度数は11.5%。
野生酵母で発酵し、無補糖、無補酸、無清澄、無ろ過、酸化防止剤(亜硫酸塩)不使用。

2月の中旬にカーヴ・フジキにて試飲しました。
泡の感じはふんわりで、香りのボリュームは控えめ。さくらんぼや、うっすらとしたアセロラやイチゴの雰囲気があって、旨味がじわじわ拡がります。
生き生きとした酸味と果実味のバランスが絶妙で、ほのかな甘みも心地よく、にんまり!

奥行きを表現したようなエチケットもお気に入りです♪♪
今後リリースされるワインが楽しみです♡



【好き】 軽やかでチャーミングな赤、ミネラル豊かな白ワイン
【苦手】飲み疲れするような重い赤











ヨハネス・ツィリンガー/Johannes Zillinger 


毎年入荷しているヨハネス・ツィリンガーですが、今までは冷涼地域特有の酸を持った綺麗なワインというくらいの印象でした。
それが今年いくつかのキュヴェを飲んでみたら、びっくり!!特にレヴォリューション ホワイト・ソレラは奥深い味わいに関心してしまいました。
こちらのワインはソレラシステムの手法を使い、こちらのヴィンテージでは、なんと10年分(2013年~2022年)の原酒が重なりあっているそうです。こんな大変な造り方、普通しないですよね!?
これだから出せる味わいの奥行きなんだと納得の1本でした。
こちらのワインは、かなりしっかりとした酸がありますが、味の骨格もしっかりとあるので酸っぱい印象はなく飲み進めることができました。

ちなみに今回はホワイト・ソレラだけではなく、レッド・ソレラも他のカジュアルなキュヴェもどれも美味しく、とても力のある生産者だと再認識しました。
なので、ヨハネス・ツィリンガーを推し生産者とさせていただきます!


【好き】 辛口・甘口問わずキレイな酸が感じられるワイン
【苦手】樽の香りやアロマティックな香りが強すぎるワイン











エルヴェ・ヴィルマード/Herve Villemade 

今回は推し生産者として、ロワールのこちらの生産者、エルヴェ・ヴィルマードを選びました。
今年、プライベートでこの生産者のワインを赤&白ワインを数種類ティスティングできる機会があり、あらためてその魅力を感じました。
以前から何度か飲んだことがありましたが、再認識できたとても良い経験でした。

この生産者のワインは元々好きで、フジキでもだいぶ入荷数が限られてきましたが人気ワインの一つです。
ロワール・シュヴェルニー地方の特質が生かされていて、エレガントでしなやかさがあり、柔らかな果実味がアクセントに感じられます。
段々に価格が上がってきていますが、お手頃な価格帯で気取らないけどちゃんとしたバランスの良さが非常に魅力的です。

普段の食事とともに合わせても良いですし、
シンプルながらエチケットも上品な印象を与えてくれますので、ちょっとした贈り物にも喜ばれるのではないでしょうか…。
以前から変わらないイメージのまま、今後も推していきたい生産者です。


【好き】 スッキリしたイタリアの白、フランスの薄ウマ赤
【苦手】酸味が強いワイン、還元臭が強いワイン











ヨハネス・ツィリンガー/Johannes Zillinger

私の推しはオーストリア/ヨハネス・ツィリンガーです(箱推し)
推すきっかけとなったのはフジキの週末テイスティングです!
ホワイト・ソレラとレッド・ソレラを試飲しどちらも口に含んだ瞬間から、
美味しい!好きだ!とすぐに思いました。
フレッシュなんだけど味わい深く、苦手意識があった酸をも好きにさせてくれました。
尊い。。。
飲食店で見かけては飲みました。
場所、料理で印象が変わるのでね。って自分に言い聞かせて。
旅先でも見たことないキュヴェを見つけたので飲んで、買って。。。

次のリリースも本当に楽しみです!!私の推し活はまだ続きそうです♪


【好き】 ワインってブドウからできているんだぁと感じるチャーミングなワイン
【苦手】口が尖ってしまうほど強い酸味と苦みがあるワイン











[白]ドメーヌ・ミューラー・ケベルレ/Domaine Muller Koeberle 
ビュルグレーベン レ ヴィーニュ デュ ヴィラージュ 2022


なんといってもエチケットですね。
リスやカエル鮮やかに描かれていて圧倒されてしまいます。一目見たら忘れられないインパクトがありますよ。親友のタトゥーアーティストに依頼しているのだとか。
ワインは
グラスに注いだ瞬間から華やかな香りがパッと広がり、飲み手をワクワクさせてくれます。ウキウキ、ワクワクさせてくれるワインっていいですね。

味わいは果実感あふれ、味わいの広がり、するっと落ちるのど越し、そして旨みも感じられる立体感に大満足。ナチュラルワインをあまり飲んでない方にもおすすめです。

1961年から60年以上も続くドメーヌですが、ナチュラルワインに転換したのは4代目のダヴィッド
になってからで、まだまだこれからが楽しみな大注目の生産者です。