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2014年から毎年末に開催、フジキスタッフ達が1年を振り返りながら
”本当に美味しかった、心に残ったワイン”
について語るこの企画。


2022年は5種類のテーマでお届けいたします!
フジキスタッフならではのコメントをお楽しみください☆

本音で選ぶからこそ、ほとんどが完売商品となってしまいますが、
ご了承の上、ゆるーく広い心でお読みください。

>>コスパ部門 >>生産者部門
>>エチケット部門
>>ベストワイン部門 >>おまけ  


コストパフォーマンス部門

2022年はワインの価格高騰がかなり見受けられた1年でした。(今後も続いていく予定です,,,,。)
そんな中でお値段以上の味わいだった素晴らしいワインをご紹介いたします!
今後のお買い物に是非お役立てください☆

【好き】 アルザスワイン、ロゼ泡、フルーティなワイン
【苦手】タンニン強めのワイン


[泡・ロゼ]ドラピエ/Dorappier  
ブリュット・ナチュール・ロゼ NV

2022年の元旦に家族で乾杯用に飲んだ1本です。
あまりの美味しさに独り占めしたかったのですが、
家族にもおいしさがバレてしまいみんなで美味しさを
共有しました(笑)

ブリュット・ナチュールなのでスッキリとした味わいですが、ピノノワールで作っているのでふっくらと優しい果実感があり非常に飲みやすいシャンパーニュです。

1万円以下でここまでの味わいのシャンパーニュはなかなかないと思います。
最近はナチュラルワインに問わず全てのシャンパーニュが入手しにくい今日この頃ですが、このワインを見かけた際は是非お試しいただきたい1本です。

【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】
還元熟成香、過度な味わい

[赤]マルセル・ラピエール/Marcel Lapierre モルゴン 2020

2020年のラピエールのモルゴンは、年に3回も飲むことができたワインで、毎回高レベルの美味しさでした!

今年初めてこのワインを試飲したのは、インポーターさんが店舗に持参してくれたもので、なんと抜栓二週間経ったワイン。
今までこのワインは、リリースした年に試飲すると、どうも酸味や渋みが際立っていて、寝かせるワインだなぁと思っていました。
ですが、このヴィンテージは、口に含んだ瞬間笑顔になるような果実味で、ほどよい甘みと酸味のバランスの取れた透明感のある味わいでした。
抜栓二週間経ってもこの味わいなら、開けたても飲みたくなって自分用に購入しました。

2回目は、フジキ開催のマルセルラピエールの試飲会。そして3回目はお盆の時に実家にて。
結果として、ボトルを開けてからすぐ~3か月ぐらいかけて飲みました。恐るべし! このワインはSO2(亜硫酸塩)無添加でありながら、安定感のあるクリーンな味わい。果実の凝縮感やタンニンが控えめなタイプの赤ワインで、これほどまで長期間楽しめるワインは初めてでした! 


【好き】 軽やかでチャーミングな赤、ミネラル豊かな白ワイン
【苦手】飲み疲れするような重い赤

[白]イル・ファルネート/Il Farneto スペルグレ 2021

ここ数年でイタリアデイリーワインの代表格となったイル・ファルネート。見たら忘れない印象的なエチケットと、なんといってもお手頃な価格が人気の理由だと思います。

そんなイル・ファルネートの中でも、私がイチオシなのは地品種スペルゴラ100%で造られるこちらです。
全体の10%程度のブドウは果皮と共に木樽で1か月醗酵させるので、ややオレンジがかった白ワインです。
オレンジ、杏、ハーブ、金木犀などが香り、旨味と酸味のバランスがGood!!
オリエンタルな雰囲気がエスニック料理との相性抜群です。
パクチー大好きな私は、どっさりとパクチーを乗せ、ナンプラーを効かせたタイ風のシーフードサラダと合わせて楽しみました。

丁寧に造られたこんな味わいのワインが3,000円以下とは!!コスパの良さに驚かされました!!次のヴィンテージも楽しみに待ちたいです。


【好き】 辛口・甘口問わずキレイな酸が感じられるワイン
【苦手】樽の香りやアロマティックな香りが強すぎるワイン

[泡]アンドレ・ロレール/Andre ROHRER 
クレマン・ダルザス ブラン・ド・ノワール 2018


普段楽しめる発泡性というと、個人的にはクレマン・ダルザスをおすすめしますが、特にこのアンドレ・ロレールはお手頃な価格帯で満足度が高いということで選びました。

ビュル・ド・ヴィやエッシャープ・ディ・ガルンなどを造っている、フジキでも人気生産者で、いくつものキュヴェがあり、その幅広さも魅力の一つです。

今回は、ブラン・ド・ノワールで品種がピノ・ノワール。
フランボワーズのような赤い果実と優しい泡立ちで口当たりも柔らかでした。
辛口ながらも少し程よい甘みを感じられて、食事とも合いましたが、
そのままデザートとも合わせてみたら、なかなかの良い組み合わせで、ちょっとした発見でした!



【好き】 スッキリしたイタリアの白、フランスの薄ウマ赤
【苦手】酸味が強いワイン、還元臭が強いワイン

[赤]ラ・グランド・コリーヌ/La Grand Colline
ル・カノン ルージュ 2021
 

1本のワインを飲むのに何日くらいかけますか?
もちろん種類にもよると思いますが、私の場合だいたい1日で
飲み切ることが多いです。(コスパ悪いですね)

そうなってくると日常的に飲むものってやっぱりコストは抑えたいですよね、それでいて美味しいの飲みたいですよね。
そんなワインを日々探すなかやっぱりこのワインに
たどり着きました。ご存じの方が多いと思います!

プルーンやドライフルーツの凝縮感、口当たりは滑らかなんですが、スパイシーさと
なんとなくスーッとする感じが。絶妙です!
この夏、お好み焼きにドはまりしていました。お好みソースとの相性も良かったです。
年末年始のタコパでも活躍してくれると思います。ぜひ、お試しください。
現在、「おうち飲みセット」にて購入できます!

最近は経過を楽しむことを覚えてきたので、
わざと、あえて、頑張って、2~3日かけて飲んでいます。(コスパ良しですね)



【好き】  ワインってブドウからできているんだぁと感じるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほど強い酸味と苦みがあるワイン

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ヴァン・デ・ポット/Vin des Potes レ・ポエット 2018

今年はモノの値段が本当に上がりましたね。ワイン業界もしかりです。
米国のインフレ、金利政策、円安、戦争などなど様々な要因が積み重なってしばらくはこの傾向が続く見通しだといわれています。

そんな中、コストパフォーマンスに優れているワインを一つ上げるとなると、ヴァン・デ・ポットになりました。
二人のソムリエがタッグを組んで、知り合いの生産者にワインを造ってもらっているという、なんともユニークなワインです。

プラムやラズベリーの凝縮した果実の香りの中にミントのスーッとしたニュアンスもあります。とてもやわらかな酸味でバランスの良さは抜群。
こちら2018年は2,970円(税込)と、3,000円を切るとってもお買い得なワインでした。
次のヴィンテージも何とかお値段キープすることを祈るばかりです!