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2014年から毎年末に開催、フジキスタッフ達が1年を振り返りながら
”本当に美味しかった、心に残ったワイン”
について語るこの企画。


2021年は5種類のテーマでお届けいたします!
今年ならではのフジキスタッフのコメントをお楽しみください☆

本音で選ぶからこそ、ほとんどが完売商品となってしまいますが、
ご了承の上、ゆるーく広い心でお読みください。

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エチケット部門

ナチュラルワインの特徴でもある”エチケット”
今年一番印象的だったエチケットとは!?

【好き】 アルザスワイン、ロゼ泡、フルーティなワイン
【苦手】タンニン強めのワイン


[泡]アンドレ・ロレール/Andre ROHRER 
ビュル・ド・ヴィ 2020


毎年このワインが到着すると、
今年も泡を飲む季節が来たんだなと、
思うと同時に今年も泡を飲むぞ!と気合が入ります(笑)

エチケットにカラーバリエーションがあるので
ワインが到着した時に何色が届いたのかな?と
ワクワクしていただいている方もいらっしゃるのでは?

やわらかいタッチで描かれた泡のシュワシュワ感が
とても好きです。濁りのあるワインの色とエチケットが
良くマッチしていますね!




【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】
還元熟成香、過度な味わい
[シードル]シードルリー デュ ヴュルカン/Cidrerie du Vulcain シードル トロワ ぺパン 2016

よ〜く見ると小さな物語がみえてくるエチケット。
アール・ブリュットのような作風で、エチケットもシードルの味わいも、ほっこり癒されます。

スイスのシードルで、リンゴ、洋梨、花梨を3分の1ずつ使用。 ピュアで透明感のある、香り高い味わい。フレュシュな洋梨の果実味が印象的です。

チーズを使った軽食と一緒に飲みたいです。
例えば...ホットサンドや薄い生地のフルーツピザ、キッシュやカスタードクリームのアップルパイ などなど。
今は暖炉の前で楽しんだり、春になったらピクニックに持っていきたくなるようなご機嫌なシードルです。


【好き】 軽やかでチャーミングな赤、ミネラル豊かな白ワイン
【苦手】飲み疲れするような重い赤

[赤]ドメーヌ・ラ・ボエム/Domaine La Boheme VDF トゥスキ 2019
この抽象画のようなエチケット、いったいどのようなイメージで描かれたものでしょうか?
ワインの味わいなどの想像も掻き立てられて好きです。

実はあまり入荷数が多くないワインだったので飲めていません...
インポーターの資料によると、「カシス、ミュールのジャム、ドライイチジク、メントール、バニラ、タバコの葉、海苔の香り。スマートかつ野趣味あるみずみずしいコクに清涼感があり、フレッシュな酸と塩気のあるミネラル、繊細なタンニン」だそうです。
あっ、なんだかエチケットの色見やイメージに重なる部分がありませんか??
次回は絶対に飲んで検証したいと思います!!


【好き】 辛口・甘口問わずキレイな酸が感じられるワイン
【苦手】樽の香りやアロマティックな香りが強すぎるワイン
[白(橙)]アンドレ・ロレール/Andre ROHRER
エッシャープ・ディ・ガルン 17-18-19


お馴染みの唇のエチケット。
色のバリエーションがあり、その遊び心がやはり素敵です。
自分用にも楽しめて、また贈り物としても喜ばれるワインだと思います。
食事との相性◎で様々なシーンで活躍しそうです。
透明瓶がよりエチケットを引き立ててくれます!




【好き】  ワインってブドウからできているんだぁと感じるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほど強い酸味と苦みがあるワイン

ジャンドル
[泡]トゥール・デ・ジャンドル/Chateau Tour des Gendres  ペティアンナチュレル 2020

“キャバレー!”

見た瞬間にそう思いました。

エチケットを描いた方のイメージと違っていたらごめんなさい。でも、今にもステージで踊りだしそうな
妖艶さとパワーが溢れ出してます。そしてノスタルジックなタッチに惹かれます。このワインを片手にキャバレーの片隅の一杯やる姿が頭に浮かんでまいります。

 
こちらのペティアン、うっすらとピンクがかった淡い麦わら色が美しい。

さわやかで程よい酸味が心地よく広がります。
スムース&ジューシー。バランスがとてもいい感じです。

エチケットのインパクトとは全然違って、優しい味わいのワインに思わず笑みがこぼれてしまいます。

ちなみに赤色の部分は盛り上っていて(浮き出し印刷って方法かな?)、
ちょっと高級感もあります。細部まで凝っております。見事です。