毎年年末に開催している「このワインがスゴかった」今年で4年目の開催です。
フジキのスタッフ達が、1年に飲んだワインのうち「本当に美味しかったワイン」について好き勝手にあーだこーだおしゃべり、投票によって各賞を選定しています。
2017年にどんなワインが本当にスゴかったのか1年間を振り返りつつ語っていきます!
ときに略称や敬称略でおとどけしています。ご了承の上、ゆるーく広い心でお読みください。
ワイン名や画像をクリックすると商品や生産者の詳細がご覧いただけます。
● ● ●
3000円以下限定
このデイリーワインがスゴかった部門
今年もこの2生産者を褒めずには終れない
うし美:「毎年同じこと言ってるけど、いろんな理由でワインが値上がり続けているので、このクラスは本当に難しいよ。正直もう『美味しいワインは3000円越えちゃいます!』って言ってしまいたい」リス子:「私も毎年言ってる気がするんですけど、ジル・アゾーニのネジュマが・・・」
うし美:「でしょう!?結局ジル・アゾーニになっちゃうんだよ~!」
へび江:「ですよね。私も赤白何本買ったかわからない・・・。でも確かジル・アゾーニとレ・ヴァン・コンテは去年『殿堂入りにしよう』ってなりませんでしたっけ」
リス子:「でもさ、語らないわけにいかないよね。今年はコンテも当たりが多かった。アルゴテストもすっごい良かったし。」
うさ子:「R16(完売)も美味しかったけど、あっという間に完売でしたね。まさかコンテも買えなくなってしまうとは。」
ぶた子:「R16(完売)美味しかったよね。完売が惜しすぎる。コンテはどんなお客さんにもおすすめできるからついつい頼っちゃうんですよね。」
うし美:「R17が出るのを待つしかないね。個人的には今年初登場の新しいワインでいうとレ・ゼルヴ・フォールのパスパル。ボトル差が大きいところが難だけど、よかった。安定感出てきたころには値上げかな・・・」
リス子:「どうしてもフルボディのワインだと食事が難しいんだよね。そういう意味ではその2本は日常の食卓でも浮かないのがいいよね。」
ぶた子:「オジルのバリー(完売)とか、カラブレッタのヴィナイオータとか、そのあたりもいわゆる濃くない赤ワインですね。透明感あってチャーミング、共通してザクロ系の味。こういうワインがデイリーにのみにはちょうどいいいのかも。」
へび江:「ヴィナイオータ好きだなぁ~。酸がちょっと強いのがいいんだよね。南仏のデイリーにはない魅力というか。飲み疲れしない。しかも、安い。」
うさ子:「最近では2000円台前半って脅威的な安さに感じちゃいますよね。」
ぶた子:「ポッシブルも良かったですね。」
へび江:「あ~美味しかった。冷やせる赤ですね。でもこれ、冷やさなくても美味しいですよね。イメージとしてはちょっとジル・アゾーニとかぶるとこあるかも。好きです。」
ぶた子:「そうなんですよね~。赤黒系の果実と、腐葉土、で時間おくとドライローズ系になってくるんですよね。この価格帯としてはありえないほど要素が多いんです。」
うし美:「私も好きなやつ~~。絶対中華系のお肉と合わせてほしい。レバーとか内臓系も。」
へび江:「気軽にレバーパテとかでも合いますよね。」
リス子:「『店長のおすすめ』でも取り上げてましたよね~」
うし美:「せっかくだからどこかで読めるようにしようか、バックナンバー。(注・こちらで公開中です)」
へび江:「そうですね~、この『スゴかった』をあげるときに読めるようにしましょうか。普段は非ネット掲載なんですけど、限定公開しましょう。けっこうガチのおすすめですもんね。」
うさ子:「私は「今月の1本」でグザヴィエ・ヴァイマンのリボ・ミックス(完売)をおすすめして」
リス子:「あれ、すごく人気だったよね。しばらくランキングはいってたんじゃない!?」
うさ子:「おすすめして良かったです♡
香りも良くて果実味と酸のニュアンスも良くて、リピーターさんが多かったのも嬉しかったですね。」
ぶた子:「あれも3000円以下なんだね。そういう感じあんまりしないよね~。」
へび江:「ああいうちょっと熟した風味でナチュラル度高めでっていうと3000円台後半っていうのが普通だもんね~。」
うさ子:「そうなんですよね。3000円以下であんまりみつからない系統の味だったかなーって。そういう意味ではピッチニンのビアンコ・デ・ムーニ(完売)もそうですよね。この価格帯でしっかりめの白って案外難しいですよね。」
うし美:「アロマオイルみたいなボタニカルな香りがよかったよね。」
ぶた子:「ヴェルガモットの印象がありましたね。ドライフルーツとか生姜の砂糖漬けみたいな香りから段々ストーンフルーツみたいな果実の香りになって、あとオイリーな質感も、がっつり系の食事に合いそうでした。」
新登場!ありそうでなかったナチュラルきれい系ギャルリエール
ぶた子:「今年取扱開始したギャルリエールも人気でしたね。デイリー価格帯の新定番になりそう。」へび江:「ちょっときれいめ路線なのが新鮮かな。個人的には結構前から家で飲む生産者なので、定番テーブルワイン的な存在です。フジキで買えるようになって嬉しかったですね。」
リス子:「キレイな味なんだけどほどほどにナチュラル感もあって、同じロワールのデイリー価格の他の生産者・・・ナチュラルさ強めなコンテ、安定感に寄ってるヴァンサン・リカール、ちょうどその中間くらいの感じだよね。」
うさ子:「そうそう、ちょっときれいめなのがおすすめしやすいですよね。」
ぶた子:「イラストもかわいいですよね。6月のジューンブライドの時期に『ブラン・ド・ラ・マリエ』をよくおすすめしました。」
へび江:「ちょっとしたお祝いにいいよね。私も実は結婚祝いに贈りました。味わいもソービニヨンらしい清涼感、グリーンのイメージにグレフルの柑橘風味ですごくいいんですよね。」
リス子:「お客様で披露宴で使ったっていう方がいたよ。素敵だよね~」
へび江:「白いお花と一緒にテーブルに並んでると絵になりそう!素敵ですね~」
ぶた子:「デイリー部門は以上で大丈夫かな。」
うし美:「ワインが値上がりする中でもこれだけノミネートできて良かった~」
コメント