こんにちは、スタッフ高橋です。
昨日5月20日(土)に南アフリカから大注目のワイナリー、テスタロンガのクレイグ・ホーキンス氏をお招きしてイベントを開催しましたのでご報告いたします!

テスタロンガは南アフリカの西ケープタウン州スワートランドのラマーシュックという、南アフリカにおいてナチュラルなワイン造りのパイオニアとして一躍したワイナリーで、醸造責任者として働いていたクレイグ・ホーキンスが2008年、満を持して独立を果たした自身のワイナリーです。
拠点を置くパードベルグと同地区に、花崗岩で構成される11haの土地を借り、ビオロジック栽培でシュナン・ブランを栽培するほか、ラマーシュックが所有する畑のブドウを購入して、自身のワインを造っています。
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笑顔がステキでフレンドリーなクレイグ・ホーキンス氏は30代半ばという若さ。
今回初めての来日だそうです。
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ワインは白4種、赤3種の合計7種類。バラエティーに富んだラインナップ!
左から
[白]エル・バンディート・マンガリーザ Part2 2015
ハルシュレヴェリュ100%。ドライフルーツやオードヴィーのような豊潤な香りの厚みのある白ワイン。
ハルシュレヴェリュのもつ独自の芳香とオイルのような質感に魅了され、現在は南アの地で0.5haのみ育てているそう。

ちょっと衝撃的!今までの食用ブドウ品種のイメージを覆す!
アロマティックでありながら酸が豊か。カラフルなエチケットの由来は、収穫のときに子どもたちがブドウを頬張る姿からイメージしたとのこと。

[白]エル・バンディート・コルテーズ シュナン・ブラン 2015
スワートランドの1972年植樹の高樹齢シュナン・ブランから造られるミネラルしっかり!あと引く塩味が食事との相性バッチリです。
得も言われぬ良い香り!黄桃などの果肉の厚いフルーツや酸とタンニンのバランスが素晴らしい。
オレンジワインが好きな方にぜひともおススメしたい1本!
ピノタージュ100%の軽やかな飲み心地の赤ワイン。
少し冷やして、これからの季節にも楽しめるデイリー赤!

[赤]エル・バンディート・キング・オブ・グレープス 2015
グルナッシュ100%。
小梅やグミの実、チェリー、赤紫系の花の香り、軽やかでチャーミングですが芯のしっかりした味わい。

[赤]エル・バンディート・ザ・ダーク・サイド 2015
シラー100%。骨格はしっかり、かつフレッシュでミネラリー。
彼のワインの中で一番色が濃いことから「ダーク・サイド」と名付けたとのこと。(余談ですが「スターウォーズ」は関係ないそう。)
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今回のイベントには20名近くのお客様が集まってくださいました。
クレイグ氏のユーモラスなトークで終始和やかな雰囲気。
ワインを注ぎに行くたびに「美味しい」「こっちが好き!」「どれを買って帰ろう・・・」などお客様の声が聞けて嬉しかったです!
ご参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

試飲会で人気だったのは、
コスパ◎のピノタ―ジュ「キュヴェ・クリント」、スキンコンタクトの奥深さを感じさせる「スキンコンタクト・シュナンブラン」、食用ブドウのマスカット・オブ・アレキサンドリアから造られるアロマティックな「スイート・チークス」。

Fujikiで南アフリカのワインを扱い始めたのはここ1年ぐらいと、まだまだ馴染み深くない生産地。
私が初めて飲んだ南アフリカのワインはテスタロンガのスキンコンタクトしたシュナンブランで、その時「南アフリカのワインはこんなに美味しいのか!」と感動しました。
テスタロンガのスキンコンタクトしたワインは、最近流行ってるオレンジワインとはまた一味違う、アロマティックさや果実味が魅力的。
そんな南アフリカという新しい風をFujikiもたらしたテスタロンガが、こんなにも早く来店てくれるとは思ってもみなかったので感激です!

エチケットだけでなくワイン造りにおいてもインスピレーションを大事にした彼のワインは、またさらに進化していく予感。南アフリカの革新的な若き生産者に注目です!
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マグナムボトルにサインをしていただきました(^^♪
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帰り際に「またね!」とクレイグ氏。ぜひまたFujikiに来てくれることを楽しみにしています(^^)!
クレイグさん、お忙しい中、来店イベントをしてくださり本当にありがとうございました!!
テスタロンガのワインを輸入しているラフィネの志賀さん、素敵な生産者さんを連れて来てくださり本当にありがとうございました!

生産者の話を直接聞きながらのテイスティングイベントは本当に貴重な経験ですね。
皆さまのご参加をお待ちしております!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!