こんばんは、スタッフ高橋です!
先日1月20日、ドメーヌ・バロラン&Fのジル・バロラン氏によるテイスティングセミナーを開催しましたのでご報告いたします。
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2005年に設立されたドメーヌ・バロラン&Fはこの地では全くの新しい生産者ですが、すでに名声を築こうとしています。ワインとは全く関係のない家系に生まれたジル・バラロンは少年のころに収穫を手伝ったときからワインに魅せられ、各地で修業を積み、2005年に念願のドメーヌを立ち上げ、2007年に現在のモレサンドニに移転しました。
ドメーヌ名の「&F」はfilles(娘たち)famille(家族)を意味しており、ジルの家族への熱い想いが伝わってきます。 
畑ではビオディナミを実践し、カーヴでは人為的な介入は最小限に留めています。
ジルの目指すワインスタイルは極めてシンプル。「畑は自然の一部でワインは自然の産物!」、「その土地の声を聴くことでテロワールを表現すること!」、「畑の仕事を最も大切にし、醸造時には余計な介入をしないこと!」と熱く語ります。

イベントではテイスティングの前に自然派ワインについて、ビオロジック、ビオディナミについて詳しく説明していただきました。

今回のイベントには20名のお客様がご参加くださりました!皆さま本当にありがとうございます!
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まず初めにブルゴーニュ・ブラン サン・プール’14
ブルゴーニュ・ブランといえばシャルドネ100%のことがほとんどですが、こちらのワインはシャルドネ50%、シャルドネ・ミュスケ、シャルドネ・ロゼ、ピノグリ(残り50%を3分の1ずつ)という非常に珍しいセパージュです。
ジルさん曰く、フレッシュな柑橘系の果実味と緊張感あるミネラルや旨味が溶け込むこのワインには、甲殻類、特にカニに合う!とのこと。
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マルサネ・クール・ド・ロゼ’14
ピノノワールをプレスして造ったロゼ。黒ブドウをプレスした果汁で造った、いわば白ワインと同じ造りになります。
香りのピノノワールらしいのにタンニンを感じず、ブラインドでブラックグラスで飲めばジルさん本人も赤か白かわからなくなる、惑わせるロゼワインだそう。
(画像だとオレンジっぽく見えますが実物はもう少しピンク色です。)
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ブルゴーニュ・ルージュ ル・ボン’14
シャルム・シャンベルタンと同質の粘土石灰土壌で、ピノノワールの魅力をビオディナミ栽培により最大限に引き出しています。
ピュアで透明感もありつつ、味が乗っててエキスが充実。程よいタンニンとミネラルが食事に映えます。
ジルさんは「友人たちとああだこうだ言いながら飲むのがいいのかな」と仰っていたので、ぜひ食事と合わせて楽しんでいただきたいです。
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マルサネ・レ・ゼシェゾー’13
小石交じりの石灰土壌のこちらのワインは、ル・ボンとはまた違ったミネラルを感じます。
華やかな香り、口の中に広がる赤系果実味の旨味が魅力です。
ぜひ大ぶりのグラスでお楽しみください!

4種すべてをテイスティングしていただいた皆さまにジルさんからの質問で、今回のワインの中でどれが好きだったかを投票していただいたところ、1位はマルサネ、2位はロゼでした。
「誰が飲んでも同じ味になってしまうワインはいやだ。ひとはそれぞれ個性があり感性が違い、響くところも違うので、投票でみんなの好みがばらけて嬉しい。」とのこと。
イベントの際は毎回どのワインがいいか尋ねるそうで、毎回1位は変わるのだとか。
それもやはり「ワインは動くもので生きているから」。は

今後、ドメーヌは「今の方向性で自然を尊敬し、深く追求していきたい、それしかない。」と熱い想いを語っていただきました。
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記念にマルサネのボトルにサインをしていただきました♪
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もちろんここでもサービスしてくださるジルさん(笑

久しぶりの生産者来店セミナーでドキドキしましたが、ジルさんのワインに対する熱い想いとユーモア溢れるトークのおかげ終始和やかで、とても良いイベントになりました♪
やはり生産者本人のお話しを聞きながらのテイスティングは別格ですね~。
お忙しいなか本当にありがとうございました!

最後までお読みいただきありがとうございました!