毎年年末に開催している「このワインがスゴかった」
フジキのスタッフ達が、1年に飲んだワインのうち「本当に美味しかったワイン」について好き勝手にあーだこーだおしゃべり、投票によって各賞を選定しています。
2016年にどんなワインが本当にスゴかったのか、6月に開催した上半期のワインも振り返りつつ語っていきます!
ときに略称や敬称略でおとどけしています。ご了承の上、ゆるーく広い心でお読みください。
ワイン名や画像をクリックすると商品や生産者の詳細がご覧いただけます。
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まだまだブームは終わらない
この日本ワインがスゴかった部門
新潟勢がスゴい フェルミエ&カーヴ・ドッチ
へび江:「今年も日本ワインはブーム衰えず、という感じでしたね!」
ぶた子:「フェルミエのオレンジが今年は印象的でしたね!アルバリーニョ・マセラシオン!美味しかった~」
りす子:「国産でマセラシオンって新鮮だったね。ムスクやジャスミンっぽくて香りが濃厚。」
ぶた子:「そう!アロマティックですよね。私はツェッペの蝶を思い出したんですけど、ライチとか白バラとか、そういう香り。」
りす子:「ミュスカ系の品種のワインみたいだよね~。日本のワインにあんまりない雰囲気。」
ぶた子:「味もいいんですよね。バランスがいい。」
へび江:「オレンジワインて特にバランスが難しいですよね~。」
うし美:「フェルミエのは完璧だよ~。」
へび江:「ええっ。オレンジワイン嫌いなうし美さんが褒めるの珍しい!」
うし美:「うん、オレンジワイン、というかこのオレンジワインのブームはちょっと・・・・。(笑)」
へび江:「全部がブームになっちゃうのは違いますよね。厳選したいし。誤解してほしくないというか、そういう気持ちもあってのオレンジワイン特集だったんですけど・・・。」
うし美:「だからフェルミエに行ったときも『まぁたオレンジぃ~?』って気持ちで試飲したのね。
・・・そう思ったこと本多さんに謝りたい。」
うさ子:「先入観がひっくり返ったって感じですか?」
うし美:「ほんとそんな感じ!エキス豊かで上質で、透明感があって。レストランでサービスされたいワインだと思った。国産部門というか総合ワイン部門でもいいくらい。」
りす子:「すごい評価!
でもレストランで飲みたいっていうのわかりますね。高級感もあるし、大切に扱いたいワインですよ。
決して安いワインじゃないけど、あの味わいならその価値があると思ったな。」
うし美:「そうなの、だから夏に新潟のUOZENさんに行ったときに新潟の食材と新潟のワインを合わせたの、最高だったよ。カーヴ・ドッチとフェルミエと・・・。至福の新潟マリアージュって感じだったなぁ♡ 」
ぶた子:「カーヴ・ドッチ、新しく取扱いを開始したのが今年の秋頃でしたね。試飲会盛り上がりました~」
ぶた子:「カーヴ・ドッチ、新しく取扱いを開始したのが今年の秋頃でしたね。試飲会盛り上がりました~」
うさ子:「あの試飲会はよかったですね。楽しかった♪」
へび江:「どうぶつシリーズの反響にはビックリしました!”くま”(完売)なんてあっという間に売り切れちゃいましたよね」
うし美:「エチケット部門にもノミネートさせたいよね。あの可愛さはズルい。」
ぶた子:「日本ワイン部門に推すなら”ぺんぎん”(完売)と”みつばち”(完売)!」
うさ子:「私もぺんぎんかな。今飲むならぺんぎんですよね~」
ぶた子:「ぺんぎん、日本のケルナーに珍しく塩気があって、そこが良かったなぁ。」
へび江:「ブドウは(北海道の)余市なんですよね。」
リス子:「あっ、北海道のケルナーといえば10R(完売)も美味しかったよね」
うさ子:「華やかで、またぺんぎんとは違う美味しさでしたよね。10Rのワインにはいつもハッとさせられます。」
ぶた子:「あ~10Rも美味しかった!今まで飲んだケルナーの中でナンバーワンっていうくらい!
北海道に行ったときにブルースさんに『大好きです!』って告白しちゃいましたもん。」
うさ子:「ぺんぎんも10Rも・・・ぶた子さん、ケルナー好きなんですか?」
ぶた子:「えー好きなのかな?
派手だったり人工的なアロマテッィックさのあるケルナーは苦手なんだけど・・・
ぺんぎんと10Rとかみたいな上品なアロマティックさは好きみたい。ちょっとツェッペみたいな感じっていうのかな?」
へび江:「なるほどね~。10R飲んだとき『ツェッペっぽい!』って言ってたよね~、そういえば。」
うさ子:「ちょっとわかるかも。2日目のアロマティックさ。」
ぶた子:「でしょう?実は『ツェッペっぽい』っていうのが自分の中の美味しさというか『良いワイン』の基準になってるところがあるかも。」
仲村わいん工房の美味しさが今年もスゴい
うし美:「ちょっとみんな、この前飲んださち子のこと忘れてない!?」
へび江:「あ~。美味しかったですよね!」
ぶた子:「日本ワイン離れした味でした!」
へび江:「さち子、というか仲村わいん工房全部ですけど、私にとっては”レストランで飲みたい味”ですね。ちょっと高級感があって、品がいい。良いグラスにも負けないと思うんですよ。」
うし美:「でもさ、もともと美味しいとは思ってたけど、今回のさちこは特に美味しすぎたよね。
香りが上品でヴォリュームがあって、アフターまで味がのってる!」
うさ子:「香りが華やかなのに辛口っていうのがまたいいですよね。食事にも合わせやすいのが魅力。」
リス子:「それがあの値段ですからね。スゴイ。」
うし美:「2400円!脱帽ものだよ~」
ぶた子:「そうなんですよね。あのクォリティのワインはなかなか2000円台で買えないですよねえ。
じゃあ、さちこもノミネートで、国産部門はこんな感じで出そろいましたか?」
うさ子:「牧丘ペティヤン!」
リス子:「そうだった!9月に発売して200本完売しちゃったね。」
へび江:「畑の印象が強かったんで今年て感じがしてなかった(笑)お客様から良い反応もいただけて、良かったですよね。インスタにupしてくださるお客様も結構いて嬉しかったです。
実は結構奥野田さんらしい味なんじゃないかと思うんですよ。奥野田さんの哲学みたいなものをちょっとお借りした気持ちというか。」
うさ子:「記念のワインだし(実は藤木酒店開業125周年プロジェクトでした)思い出のワインになりました。」
うし美:「だね。あとエチケットも作ったのが楽しかったけど・・・」
へび江:「大変でした。勉強になりました・・・。
タグの出来はすごく気に入ってます!作るの楽しかったです。」
うし美:「そういう意味ではエチケット部門にもノミネートさせてほしいな~。エチケットの大切と難しさを教えてくれたワイン。」
ぶた子:「じゃあ国産はこのへんにして、前期でノミネートした分と合わせてあとで投票ということで・・・。
次はエチケット部門いきましょうか。」
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