こんにちは、店長の加藤です。
今年も行ってきました、函館。
天候不順のためいつもより苦労の多い年になった2016年、
例年よりもちょっと遅い10月23・24日に自社畑の収穫が行われました。
初日朝9時、 厚い雲はありますが天気はまずまず。
でも超~寒い!たしか5度くらいだったかと思います。
去年の青々した風景と違って、どことなく紅葉というか枯れたニュアンスの畑。
樹を見ると葉っぱがところどころ傷んでいるようです。
9月に函館に直撃した台風のせいで塩害に見舞われ、病気にかかってしまったとのこと。
畝に対して垂直に暴風雨があたり、樹ごと倒されてしまうほどの被害でした。
でもぶどうはこの通り、しっかりと黄金色に熟していました。
花ぶるいのせいでこのようなバラ房となりましたが、ブドウのクオリティはOK!と、佐々木さん。
でも残念ながら収量は見込みより大幅に少なくなりました。
集められたブドウはまるで宝石箱のようです。
ブドウの色が全体的に琥珀かがっているのは葉がやられてしまったため房が陽に灼けてしまったから。
ですが、これもこれでいいアクセントになるそうです。
1箱10kgになるようにきっちり計って軽トラに積み込み、終了。
初日収量は約0.8tでした。
「2016年は忘れられない年になる。」
収穫二日目は天気予報が大外れして、終日雨と強風のなかでの作業となりました。
各自、防寒対策ばっちりで収穫というより真冬の選定作業のよう。
小雨まじりの中スタートしたのですが、雨足が強くなりたびたび作業は中断。
少ないブドウをどうにかいい状態で摘みたいのに、もどかしい。
そして骨の芯まで冷える。
休憩所にストーブも用意してくださっていたのですが、みぞれと強風があっさりと熱をうばって・・・
「秋の収穫祭」みたいな明るいイメージとはかけ離れた収穫作業となりましたが、
一年通して難しかった天候の中、少量でも良い房を付けてくれたことにありがたさを感じました。
これから樹齢が高くなるにしたがって、もっともっと強く逞しい樹になってくれることを期待せずにはおれません。
日本ワインの中には、数が少なくて入手困難なモノがいくつかあり、時に「全然買えない!」とお客様からお言葉を頂くことがあります。
あたりまえですが意図して少量生産しているわけではなく、造り手さんとしてもイメージ通りの量を作って多くの人々に飲んで楽しんでもらいたいと思っています。極端に少ない生産本数の裏には様々な事情(収穫量、質、技量、キャパシティーetc・・・)がありますので、今はなかなか手に入らなくても、これからに期待して見守っていってほしいと思います。
お馴染みになりつつある手除梗の風景。
「繋がり」はどんどん強さと広がりを見せて、
農楽蔵の力の源は地元函館チームを中心としたチームプレイと今年も実感しました。
今年も行ってきました、函館。
天候不順のためいつもより苦労の多い年になった2016年、
例年よりもちょっと遅い10月23・24日に自社畑の収穫が行われました。
初日朝9時、 厚い雲はありますが天気はまずまず。
でも超~寒い!たしか5度くらいだったかと思います。
去年の青々した風景と違って、どことなく紅葉というか枯れたニュアンスの畑。
樹を見ると葉っぱがところどころ傷んでいるようです。
9月に函館に直撃した台風のせいで塩害に見舞われ、病気にかかってしまったとのこと。
畝に対して垂直に暴風雨があたり、樹ごと倒されてしまうほどの被害でした。
でもぶどうはこの通り、しっかりと黄金色に熟していました。
花ぶるいのせいでこのようなバラ房となりましたが、ブドウのクオリティはOK!と、佐々木さん。
でも残念ながら収量は見込みより大幅に少なくなりました。
集められたブドウはまるで宝石箱のようです。
ブドウの色が全体的に琥珀かがっているのは葉がやられてしまったため房が陽に灼けてしまったから。
ですが、これもこれでいいアクセントになるそうです。
1箱10kgになるようにきっちり計って軽トラに積み込み、終了。
初日収量は約0.8tでした。
「2016年は忘れられない年になる。」
収穫二日目は天気予報が大外れして、終日雨と強風のなかでの作業となりました。
各自、防寒対策ばっちりで収穫というより真冬の選定作業のよう。
小雨まじりの中スタートしたのですが、雨足が強くなりたびたび作業は中断。
少ないブドウをどうにかいい状態で摘みたいのに、もどかしい。
そして骨の芯まで冷える。
休憩所にストーブも用意してくださっていたのですが、みぞれと強風があっさりと熱をうばって・・・
「秋の収穫祭」みたいな明るいイメージとはかけ離れた収穫作業となりましたが、
一年通して難しかった天候の中、少量でも良い房を付けてくれたことにありがたさを感じました。
これから樹齢が高くなるにしたがって、もっともっと強く逞しい樹になってくれることを期待せずにはおれません。
日本ワインの中には、数が少なくて入手困難なモノがいくつかあり、時に「全然買えない!」とお客様からお言葉を頂くことがあります。
あたりまえですが意図して少量生産しているわけではなく、造り手さんとしてもイメージ通りの量を作って多くの人々に飲んで楽しんでもらいたいと思っています。極端に少ない生産本数の裏には様々な事情(収穫量、質、技量、キャパシティーetc・・・)がありますので、今はなかなか手に入らなくても、これからに期待して見守っていってほしいと思います。
お馴染みになりつつある手除梗の風景。
「繋がり」はどんどん強さと広がりを見せて、
農楽蔵の力の源は地元函館チームを中心としたチームプレイと今年も実感しました。
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