こんにちは、スタッフ高橋です。

昨日は、アルザスから来日中のローラン・バルツ氏の生産者来店セミナーを開催しました。

彼のドメーヌがあるのは、アルザス地方のワイン産地の中心となるコルマールから北に数kmのベンヴィール村。
そこで家族経営のワイナリーの三代目オーナーであるローラン・バルツ氏。
ディジョン大学で醸造学を専攻し、国家資格である「醸造学者」に合格した彼はボルドー地方のグラン・クリュ1級格付けのシャトー・ムートンほか、シャンパーニュ地方やボジョレーのワイナリーで経験をつみました。
ワインへの興味は留まることを知らず、南アフリカ、カリフォルニア、インドそしてオーストラリアのワイナリーで働いて知識を深めながら腕を磨きました。
そんな好奇心と向上心溢れる彼の、幅広い土地と環境での知識や経験から導き出されたモットーは「この土地らしい個性をもったワイン」を造ろうということ。

1998年、彼の父親が亡くなり、実家に戻って後を継ぎましたが、その当時はまだ葡萄はビオロジックではなかったのです。
2003年までの5年間は育てたぶどうを組合に売りながら、生産者元詰めを目指して自社畑の研究をし、同時に「ビオロジック」農業に移行していき、現在畑は全てエコセルト(有機、ビオディナミの認証)に認定されています。
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この日はなんと6種類もティスティング!
それぞれのワインやぶどう品種についてお話を伺いました。
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ペティアン・ナチュレル 2012<微発泡/白・辛口> 
ピノ・ダルザス2012<白・やや辛口> 
リースリング 2012<白・辛口>
ピノ・グリ 2006<白・辛口> 
ピノ・ノワール 2012<赤・辛口> 
ゲヴェルツトラミネール 2011<白・甘口>

テロワールや品種のらしさを尊重し丁寧に造られたワインは、飲めばすんなり染み渡ります。
まるで彼の優しい人柄を感じられるようです。
ピュアでナチュラルなアルザスワインは春野菜や和食とも楽しめそうです。
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終始伏し目がちに真面目に語ってくれたバルツさん。
最後、みなさんに「どのワインが美味しかったですか?」とアンケートを兼ねて手を挙げていただきました。
どのワインにもたくさんの手が挙がるのをみて、この笑顔♡
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良いワインを造るために大切なことは「これまでとこれから先の様々な経験の上で、畑仕事も醸造もテロワールと品種と造り手を最大限に生かすこと」という考えを持つローラン・バルツ氏。
2004年の初リリースからまだ10年しか経っていないにも関わらず、年々着実と評価を上げていく彼に大注目です。

連日のイベントでお忙しい中、和やかで楽しいお話、ありがとうございました!



ローラン・バルツさんのワインはこちらからご覧いただけます。