こんにちは。スタッフ沼田です。
9月23日に山梨県甲州市にあります奥野田ワイナリーさんのカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫会に参加してきました。
昨年はシャルドネの収穫会に参加しましたが、カベルネ・ソーヴィニヨンは初めての参加となります。
 
この日は気持ちのいい秋晴れで収穫日和!
朝8時に塩山駅に集合し、車で10分くらいの場所のある自社畑「神田(じんでん)圃場に向かいました。
この畑はメルロ―とカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられており、奥野田さんの自社畑の中でも広い畑だそうで、100m以上垣根が続きます。
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畑まではずっと上り坂のくねくね道が続き、段々畑のような斜面にある畑なので景色がとてもきれい!
特にこの日は空の青と緑のコントラストが眩しいくらいに美しかったです。
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集まったのは約40人の収穫隊の方々。みなさん関東からの方が多いようです。
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奥野田さんの自社畑では殺虫剤や化学肥料などは使用していないため、今年はエルニーニョの影響で病気が多く、選果をしながらの収穫作業となりました。
ご主人の中村さん曰く、収穫をしながらその場で選果が出来るのは日本人だけだそうです。(ヨーロッパの方は不器用?なのでいいのも悪いのも全部収穫してから選果台で選果するそうです。)
選果をしながら収穫する利点は腐敗したブドウをワイナリーに持ち込まなくていい点だそうです。
早くもひとつ勉強になりました。
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P1050341ブドウは虫に食べられてしまっている粒やカラカラに乾燥してしまっている粒なども多く、それらを全部取り除いていくと、1房に残ったきれいな粒は半分以下になってしまうものもありました。
中にはお食事中のムシさんも。。。(笑)
何粒かブドウを味見させてもらいましたが、甘いけど酸味もあって味が濃かったです。
奥野田さんではそういう凝縮度の高いもの求めているそうです。
どなたかがこの作業は無心になれて座禅より集中できてハマりそうとおっしゃっていましたが確かにその通りでした。
皆さん初めての方も多いということでしたが、ベテランの方の指導により、予定よりペースが速く、12時半ごろには収穫し終えることができました。
結果的には450kgと昨年の約半分の量だったそうです。











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気温も上がってきて日差しも強かったので途中体力を奪われましたが、今年も心地いい疲労感とやり遂げた充実感でいっぱいでした。
昨年は豊作で、病気も少なく、選果するようなことはほとんどなかったので、両方の年を体験でき、いい経験となりました。

作業の後はお待ちかねのランチタイム。
奥野田さんのワインとともに今年収穫した奥様お手製のシャルドネとカベルネのコンフィチュールも味見させていただきました。
ワインはまだリリース前のものも特別にお出しいただきました。すでに美味しかったのでリリースが楽しみです。

さらに、ランチの後はセラーの中を見学しながら栽培や醸造に関するお話もちょこっとしていただきました。

セラーの中にはシャルドネの新樽発酵中のものもありました。樽発酵をすることで木の隙間から水分のみが蒸発していくため、より凝縮した液体になるとのことで、樽熟成よりももう一段階贅沢な造り方だそうです。
また、樽に関するお話もとても興味深かく、それだけで2、3時間講義が出来そうなほどです。
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P1050347最後に中村さんがおっしゃっていたのは、オフヴィンテージといわれる年は難しいく大変なことが多いけれど、その分、面白味のあるワインが出来上がるということでした。
当店にあるナチュラルなアプローチでブドウを栽培し、醸造する造り手のワインは、毎年同じ味わいではないけれどそれが魅力でもあり、オフヴィンテージの年こそよりいいものを造ろうとベストを尽くします。
そこにはブドウやテロワールだけでなく“人”というエッセンスも加わり、それもワインの個性や美味しさになっていくのだと思います。
今回の収穫会を通して、そんなことを思い、改めて、自然と造り手さんに感謝しながら楽しくワインを飲んでいこうと 思いました。


ぜひ、皆様も機会がありましたら収穫会に参加してみてはいかがでしょうか?