今年も開催することができました。
ドメーヌ・ド・シャソルネイの新ヴィンテージお披露目ティスティング!
今年で4回目の開催です。
14chass06
ゲストはおなじみ、
ヴァン・クゥールの池谷社長です。

今回はとにかく収量減で数が少なく入手困難になりそう&
最高の出来といわれた2010年に近い味わい、との前情報をきいて期待は高まります。
14chass04
14chass05
2部制をとってゆっくり味わってただく会になりました。
ブルゴーニュグラスもご用意、小さいグラスでも十分美味しい今回のワインですが、
大きいグラスに注いだときに大きく花開くように香りが膨らみました。
14chass07
まずは4年目ということもあり、
過去のヴィンテージのおさらいと今回の2012ヴィンテージのお話をしていただきました。

2009 は濃縮された果実感、酸はないけれどグラマラスで、ワインファンにも人気の年
2010 は赤も白もすべての要素が均一でバランスが良い。
    実際シャソルネイのティスティングでも評価の高い年でした。
2011 控え目な年。アルコールや全体のヴォリュームが低め。
    09のようなグラマラスな派手さはないものの、酸とミネラルのシャープな美しさがあったヴィンテージでした。
14chass01
さて、今回リリースされた2012年はというと・・・
ブルゴーニュ、ロワール、ジュラは厳しい年。
春の芽吹の時期に霜が降りたせいでスタートから収量減が決定的になってしまった。
雨も多く、雨で花が落ちてしまったり、一部ヒョウの被害によってさらに収穫できるブドウが減ってしまった。

収穫をあせってしまった生産者と、シャソルネイのようにぎりぎりまで待った生産者で明暗が分かれる年になる。
収量は去年の半分~2割程度、
しかし実がすくない分エキスが濃縮されたブドウが収穫できた。
このブドウから生まれたワインは09の果実感とは違う
エキスが濃い、ブドウの味が濃い」「情報量が多い」ワイン。

実際生産者本人も、「特別な1年」「語り継がれるであろうヴィンテージ」と語っています。


ということでティスティング。
14chass08
1フレデリック・コサール/Frederic Cossard ブルゴーニュ ビゴット 2012
2ドメーヌ・ド・シャソルネイ/Domaine de Chassorney サン・ロマン コンブ・バザン 2012
3フレデリック・コサール/Frederic Cossard ブルゴーニュ ブドー 2012
4ドメーヌ・ド・シャソルネイ/Domaine de Chassorney サン・ロマン スー・ロッシュ 2012
5ドメーヌ・ド・シャソルネイ/Domaine de Chassorney ヴォルネイ 1er cru  2012

2010のイメージに近い、ということでしたが、
「それ以上に美味しいかも!」というのがフジキスタッフ一同の感想です。

特に、赤も白も「ミネラル感がキー」だというサン・ロマン。
エキスの濃さと完璧なバランス、凛とした存在感があります。
サン・ロマンはこの特別なヴィンテージを象徴するワインになりそうですね!

このほかに実はスペシャルワインも・・・
14chass02
1999年のサン・ロマン赤白!
この日は欠席のお客様から「シャソルネイの会のときにどうぞ」といただきました。
ため息が出るほど美味しい・・・。
一見繊細に見えるサンロマン、こういう形で熟成するのか~と、
新鮮な経験でした。

生産者も経験を重ね、さらに「特別な1年」だという2012年のワイン
このワインと同じように10年15年と熟成したらどうなるんでしょうか。

会の最後に、「今日の2012年はまだまだ本領発揮までもう一歩」ともらしていた池谷社長。
これより凄いって、ほ、ほんとですか・・・。
ただ12年のワイン、とにかく数が少ないんです。
14chass03
お求めの際はお早目に。


インターネットでのお買い物はこちらからどうぞ。
Chassorney_center_b