先日1月25日は毎回ご好評いただいているチーズセミナーが開催されました。

今回のテーマは「チーズ熟成士 “フィリップ・アレオス”の造るチーズとは」

これまではいろいろな種類のチーズとワインのマリアージュをお楽しみいただいておりましたが、今回はちょと趣向を変えて、「熟成士」をクローズアップしました。


「チーズ熟成士」とはチーズを最高の状態に導く、職人さんの事。日本ではあまり馴染みはありませんが、フランスでは熟成士によってチーズを選ぶ人も少なくないとか。

今回ご紹介したフィリップ・アレオス氏はフランス政府からMOF(フランス国家最優秀職人)という称号を与えられ、更に、「チーズ熟成士の巨匠」と呼ばれた唯一のMOF熟成士なのです!

驚くことに、彼はパリに4つの熟成庫を持ち、常時180~250種ものチーズを管理しているそうです。

今回は彼が造った「カマンベール・ド・ノルマンディー」と「タンタシオン・ドゥ・サン・フェリシアン」というローヌ地方のチーズをご紹介するとともに、普通のチーズといかに違うかを体感していただくために工場製のカマンベール・ド・ノルマンディーをご用意し、比較していただきました。

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手前がアレオスシ氏の造ったカマンベール・ド・ノルマンディー、奥が工場製   少し黄色っぽいのがタンタシオン・ドゥ・サン・フェリシアン


見た目や触感からもその違いがわかります。工場製のものと比べると、アレオス氏のものの方が柔らかく、滑らかです。

味ももちろん、皆さまアレオスさんの造ったチーズの方がなくなるのが早かったです(笑)。

そして今回合わせたワインはこちら。

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白 エリック・モルガ サヴニエール ランクロ09 (ロワール)

赤 ポール・ルイ・ウジェーヌ ピエール・デ・ソン04(ラングドック)

程良く樽の加減とキレイな酸やミネラル感のある厚みのある味わいのこちらの白ワインとアレオス氏のカマンベール・ド・ノルマンディーはとっても良く合います。

サン・フェリシアンにはラングドックのピノ・ノワールとは思えない程の品の良さや力強さ、余韻の長さをもった赤が抜群に合いました。

優秀な熟成士によってこんなにも変わるものかと衝撃を受けた夜となりました。

今後、日本でも熟成士でチーズを選ぶ人が増える日も近いかもしれませんね。

というわけで来月も熟成士特集。

来月は日本初の女性チーズ熟成士久田 早苗さんをご紹介したいと思います。

ぜひ、お気軽にご参加ください★


日時:2月22日(水) 19:00~20:00

参加費:3800円(チーズ3種、ワイン2種)

*予約、前払い制