お花見日和の本日、アルザスの巨匠、マルク・テンぺ氏が当店にやってきてくれました♪
ドメーヌ・マルクテンペはアルザスの中心部、コルマールから7キロ程進んだ南西向きのツェレンベルグ村にあります。
そこではミュスカ以外のアルザスの主要品種(ピノ・グリ、ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツ、シルヴァネール、オーセロワ)が栽培されているそうです。
今回は
・ピノ・ブラン ツェレンベルグ 2008
・ピノ・グリ ツェレンベルグ 2006
・ピノ・グリ GCシュナンブール 2006
・リースリング GCマンブール 2005
・ゲヴェルツトラミネール GCマンブール 2002
・ゲヴェルツトラミネール GCマンブール セレクション・グラン・ノーブル 1999
の6種類をテイスティング。
みなさん、テンペさんのお話しに興味津々のご様子でした。
中でも興味深かったのは、セレクション・グラン・ノーブル以外のワインはフードル(大樽)とバリック(小樽)でそれぞれ熟成させたものをアッサンブラージュしてから瓶詰しているというお話しやセレクション・グラン・ノーブルのぶどうは全てに貴腐菌がつくのを待ってから収穫するというお話です。
生産者の方と直接お会いできるとこういったコアなお話しが聞けるのは楽しみのひとつですね。
どのワインもぶどうの持つエネルギーがビシビシと感じられるポテンシャルの高いワインでとても幸せな気分になれます。
2005年のリースリングや99年のセレクション・グラン・ノーブルはまだまだ熟成させた方がいいとのこと。
すごいですね!
テンぺさんは一見するとちょっと怖そう・・・と思いきや、とっても気さくで質問にも一つ一つ丁寧に答えて下さる、真摯な方でした。
ふと手を拝見すると分厚くてまるでグローブの様。
毎日畑と向き合っている職人の手。
この手から素晴らしいワインができているんですね。
まだテンペ氏のワインを飲んだことがないという方はぜひ、飲んでみてください!その人柄を伺えると思います。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました!
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