ディジョン最後の日。
雨がチラつく肌寒い天気でしたが、早起きしてマルシェへ行きました。




体育館のような大きな建物の中には、生鮮食品から加工品の沢山のお店が並んでいて、建物の外にも周りを囲むようにお花屋さんや色鮮やかな野菜や果物が並んでいました。


日本では見る事がない、万歳している格好のウサギや、鳥が丸ごと裸にされたような状態で陳列されていたり、

コンテやエメンタールなどのハードチーズはホールごと重ねられ、ヨーグルトやバターはバケツほどの大きい器に入っているものもありました。

marche2

また、充実しているのがお惣菜類。パテやキッシュやタルト、そしてフォアグラのお料理。

ハムや腸詰などお肉の加工品もとても美味しそうに並んでいました。


マルシェの印象は、日本の市場とは違い魚が少ないので生臭さもなく、色鮮やかでとても清潔な感じがしました。



チーズとパンを買い、ディジョン駅からTGVでパリへ向かいました。





Café Constant


12時37分、ガール・ド・リオン駅に到着し、荷物を預けて向かったのがカフェ・コンスタン。

人気店のランチ時、もちろん満席でしたが10分ほど待って席に着くことが出来ました。
グラス、カラフェで飲めるワインは白・赤が
4種、他にボトルのみのワインも4種ほど。


食べたいメニューは予習していたので(笑)、私は迷わず“アーティチョークとシャンピニオンのサラダ”を注文しました。

ドレッシングのバランスの良さ、ボリュームがあるのに美しい盛り付けに感動です!素晴らしく美味しかった~。

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大満足でお店を出た後は、パリのワインショップへ。





LAVINIA


黒の外観のモダンなワインショップLAVINIA


美しく広い店内の
1階の奥にはワインディスペンサーが置いてあり試飲スペースになっていました。

中央のある螺旋階段で地下に下ると、地域ごとの島に分かれてワインが陳列されており、ものすごい数のワインが並んでいるにもかかわらず、圧迫感のない空間。

ガラス張りの大きなセラーにはグラン・クリュたちがきれいに並んでいました。

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様々なニーズに応えられるよう、お手頃価格のものから、高級ワインまで数多くを取り揃え。清潔感のあるお店でした。





cave Auge


1850
年の老舗ということで、先ほどのLAVINIAとはまったく違った、温かみのある木の外観。


その日は、翌日行われるという恒例の店頭試飲会の準備をしていました。

スタッフの一人が、外のガラスに白いインクでローヌの生産者の名前を書いている真っ最中。

味のある文字が、ナチュラルワインを取り扱っているお店の雰囲気とよくあっていました。

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店内は所せましとワインが平積みされ、壁にも天井までワインがぎっしり。

ハシゴを使って作業をしていた日本人スタッフの方にお願いして、ワインを選んでいただきました。


膨大なワインが積まれた間の細い通路の床は、きれいなモザイク模様なんです。1日に数回は床を磨いて美しさを保っているとのこと。細部にまで拘りを感じました。

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その日の夜は、カーヴ・オジェで購入したワインを堪能し、幸せな気分で爆睡したのでした。